マチュピチュに4日かけて歩いて向かう、しかも、インカ時代に作られた石畳「インカ道」を一歩一歩たどって。
インカ道には、2つのタイプがあると言われています。海岸砂漠地帯とアンデス高山帯にそれぞれ伸び、首都クスコへつながる主道「カパック・ニャン」、そして、それらをつなぐ支道「ルナ・ニャン」。現在の南米6カ国にまたがり、総延長3万キロ以上、中には標高6000m以上の高みを通る道もあるといわれ、当時は、情報伝達、領土拡大、物流の道としても使われていたそうです。(参考:UNESCOサイト)。
今回はウルバンバ谷からマチュピチュ遺跡までの約41kmを、エコツアーディレクター木村太郎と9名の旅人たちと一緒に歩いてきました。標高2400mから4200mまで、ハチドリ、蘭、突如現れる謎の遺跡たちを眺めながらの、山あり、川あり、峠ありの道中。その先には、鉄道に乗っていくだけでは感じられない充実感と感動が待っていました。
【インカ・トレイル4日目メモ】
・歩行距離: ウィニャイワイナ から マチュピチュ遺跡 まで 6km
・歩行時間: インティプンクまで1時間30分 → マチュピチュ遺跡まで1時間 ※実際はインティプンクまで1時間強
・道 : ゆるやかな道、最後の30分登り
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