2019年ゴールデンウィークを利用したインカ・トレイル3泊4日。道中、人類史の謎に迫る話を交えながら、愉快な仲間たちとアンデスの偉大な道:カパック・ニャンを43㎞歩きました(再建部分とオリジナル部分混合)。アクシデントを乗り越え、力を合わせて全員マチュピチュ遺跡に到着!
命溢れる砂丘 ローマス・デ・ラチャイ/Lomas de Lachay
今年のラチャイ、緑になってきたのは8月から、たくさんの花が咲き始め見頃になってきたのは9月からです。濃霧のもたらす露をまとった植物たちが気持ち良さそうにしていました。鳥たちのおしゃべりも賑やかなこと。ここが砂漠の砂丘とは思えないくらいです。
神秘あふれる遺跡群
アンデス山脈ペルー南部はクスコ周辺に点在するヤバい遺跡群。ニオいますね、ビラコチャさんの軌跡が。
お勧めのペルー・ジャングルツアー TRC(タンボパタ・リサーチ・センター)
ペルー南東部、マドレ・デ・ディオスの熱帯雨林にある、タンボパタ・リサーチ・センター、通称TRC。1990年代にコンゴウインコの調査のため建設されたロッジはタンボパタ保護地区内に位置していて、生物多様性が豊かな場所として有名です。
今回、お客様に同行させていただく機会があり、たくさんの動植物を見ることができました。何百年もかけて大きくなったアイロンウッド、アバターのモデルにもなったカポックトゥリー、定番となっている三種のコンゴウインコ、イノシシの集団、木の上で移動する五種の猿、川沿いではカピバラやワニ、タランチュラ、そして単独で行動するジャガーまで遠望することに成功したのです。
この場所を訪問する人たちは、野生動物がすぐ目の前に現れてくれると思いがちです。しかしここは動物園や野生動物を一時保管する場所ではなく、大自然ジャングルの中。
私たちに付いたガイドはこう言いました。『ここは「動物を気軽に見られる場所」ではない。野生動物たちがあえて自らの姿を我々に見せてもよいと判断してくれたときにのみ見られる場所」なのだ』と。確かに! なぜなら、私たちが森の中に入って音を立てた時点で、彼らは我々の存在をいち早く察知しているのだから。私たちは彼らの大きな家にお邪魔させてもらっていて、実際に姿を見られた場合は「ありがたい」と考えることが大事なのではないかと感じました。
自然度よし、ガイドよし、ロッジよし、サービスよし、食事よし、で満足度の高い体験ができるTRC。こちらのツアーにぜひ参加してみませんか。弊社が手配いたします。