マチュピチュ遺跡に行くだけがインカ・トレイルではない! アンデス山脈の絶景に囲まれ、いにしえの時代に想いを馳せる古道トレッキングをワラス発着で。
「カパック・ニャン/Qhapaq Ñan」という言葉を聞いたことがありますでしょうか。ケチュア語で “王の道” を意味し、インカ帝国の王がリャマや従者を引き連れて通り、チャスキと呼ばれる飛脚が重要な情報や新鮮な食材を持って走り抜け、インカ帝国を滅ぼすことになるスペイン人たちがエクアドルからクスコへ向けて行軍することになった、総延長3万kmの古道です。
実際はインカ帝国時代より前から存在しており、インカ時代に整備・拡大されたものですが、一般的にインカ・トレイル/インカ道と呼ばれています。石が綺麗に敷き詰められて(場合によっては積み上げられて!)いることが多く、現在の南米6カ国にまたがってアンデス地帯や海岸砂漠地帯に敷設されています。
今でも生活の一部として利用されているところや放置され消滅しているところなど様々ですが、保存状態のいい箇所では、現在なら重機を使って動かすだろうサイズの岩が使われていたり、水が溜まりやすい場所では周囲より浮かして道を作っていたり、水路が設けてあったり、幅6メートル程度にわたる十分な幅を持たせてあったり、タンボと呼ばれる宿泊所や儀式を行なうウシュヌ(ウシュノ)と呼ばれる祭壇が残っていたりと、当時はどんな人たちがどんなふうに使っていたのか、歴史ロマンにひたらずにはいられない面白さがあります。
ワラス発着のルートでは、初日に、南北アメリカ大陸で唯一オリジナルの御神体が当時と同じ場所に鎮座しているチャビン・デ・ワンタル遺跡(インカ時代より2000年程度前の遺構)を訪問し、最終日には、クスコ県外では最大のインカ遺跡と言われているワヌコパンパを訪問します。
健脚向け4泊5日、少しゆったりめの5泊6日、行程の途中から入りワイワッシュ山群トレッキングを組み合わせるなど、コース取りは様々です。
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