『人生は、重荷を負うて遠き道を行くがごとし。急ぐべからず』
これは私の座右の銘である徳川家康御遺訓の冒頭の言葉です。走り続け、すぐに結果を出すことを求められるこの時代、なるべく早く希望を叶えたい、できるだけ早く目的地へ着きたいという思いが強くなりがちですよね。
しかしその焦りは、2000m前後以上の高所では禁物です。低地環境に慣れた状態で急速に高地へ移動すると、空気中の低酸素状態に体がすぐ適応できず、頭痛や吐き気などの症状が出ることがあります。これらの症状は一般的に高山病と呼ばれています。
「急ぐべからず」。高地に行く際は、最終目的地にもよりますが、最低でも1日、高度順応に時間を取られることをお勧めします。高山病の辛さは、かかった人にしかわからない。二度と御免だと思う私はどんなときも慢心せず全力で予防しています。楽しいペルー旅行の思い出はしっかりした高度順応から!
高山病と予防策について動画を作成しました。以下をどうぞご覧ください。
Top photograph: Naoto Nishio
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