ペルーあるある第2弾！ 今回もペルー人の工夫する力について。これには本当にビックリして感心極まりました。

あなたは凸凹の山道を車で45分ほど登っています。ようやく目的地の湖に到着。しかし、そこでタイヤがパンクしていることに気づきます。あいにくスペアタイヤや修理道具は持ち合わせていない。レッカー車を呼べるようなところではない。パンクしたまま車は動かしたくない。なんとか応急処置して下まで下りないといけない。さぁ、あなたならどうしますか？

パンク現場の写真をお見せしましょう。この環境でなんとかしなければいけないとしたら・・・。

このペルー人運転手は驚くべき機転を効かせて危機を乗り越え、幹線道路まで下り、整備工場へ無事到着することができました。

その答えはこちら！

イチュというイネ科の植物で、しっかりした茎を持ち、アンデスの高所によく生えています。ドライバーはこのイチュをたくさんむしって空気の抜けたタイヤの中に入れ込みました。ある程度タイヤがイチュでふくらんだのを見届けて、彼はゆっくりと山道を下っていきました。

すごくないですか！？ これを見た時、私は感動しまくりでした。ペルー人の知恵って素晴らしい！ と。不便だからこそ冴える知恵、なんでしょうか。