Nature and Interpretation Peru

Santa Cruz Trekking 4d3n 3rd day

サンタ・クルス・トレッキング/ブランカ山群トレッキング3泊4日 – 3日目

Akira Inoue - nandi peru ワラス トレッキング ブランカ山群 ペルー

荷物を背負うのも、テントを張るのも、食事を作るのも全部自分たちで行ない、現地へは乗合バスを利用して移動する。そんなバックパッカースタイルで、サンタ・クルス・トレッキング(ブランカ山群トレッキング)3泊4日コースを夫婦で歩いてきました。

小屋はない、標識はわかりにくい上にほとんど設置されていない、しかも日本にはない高所を歩くルートなので、通常はガイドやコック、ドンキードライバー(馬方)などを雇って荷物を軽くして歩くのですが、今回は自分たちの力でどこまでやれるのか試してみたくて、全て自力で敢行しました。

3日目のハイライトは4750mの峠越え! 空からのドローン映像や実際に歩いて越える瞬間の映像、色とりどりの高山植物や、キタラフ峰とアルパマヨ峰の風景をどうぞお楽しみください。編集して気づいたのですが、オープニングの夜明けシーンではアルモノがサッと現れているのでそちらもお見逃しなく😊。

サンタ・クルス・トレッキング/ブランカ山群トレッキング 3泊4日 – 3日目

ここはブログなので、動画では紹介できなかった3日目のエピソードを少しご紹介しましょう。

山の天気を “正確に” 読むことはかなり難しいでしょう。これまで何度も、山の天気は実際に入ってみないとわからないという経験をしてきました。つまり、天気が悪い予想でも山の中では感動的な景色(雲が一瞬晴れて頂上が見えるなど)に出会えることもあるし、天気がいい予想でも雲の湧きが速くて山が見えなくなることもあるということです。

動画で紹介しているトレッキング3日目。夜明けは快晴だったのに、太陽が顔を出してから急速に雲が湧いてきてタウジラフ峰を隠してしまいました。天気予報はそれほど悪くなかったので晴れることを期待したのですが、頂上付近にかなり分厚い雲が張り付いてしまい、取れる気配が全くありません。

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雲に覆われるタウジラフ峰

「せっかくここまで来たのに」という思いが強ければ強いほど、残念な気持ちや焦る気持ちが心を占めてしまいそうになりますが、こんな時こそ、山の天気を心配したり、「うわ、天気悪いな〜」などと口に出してはいけません。そうすると、本当にそうなってしまうからです。これは現地のガイドによく言われたことでもあります。『気持ちが天気に反映するんだ』と。

こういうときは、ありのままを受け入れる。なぜなら、これからの天気がどうなるかなんて、自分の力でなんとかなるものではないですし、心配して天気が良くなるのかといえば、答えはノーです。

よく考えたら人生も一緒かもしれませんね。何が起こるかわからない将来のことを一生懸命心配して精神状態を悪くするより、今この瞬間を、置かれた境遇を、心が求めるものをよく見つめてそれを最優先で楽しめたり取り組めたりしたら。

結局この日、峠の反対側で私たちを待っていたのは、息を呑むような美しい山岳風景でした(動画で見てね)。 おしまい。