ケチュア語でWaqra/ワクラとは”角”(見た目が2本の角のように見えることから)、Pukara/プカラとは”要塞”もしくは”見張り台”を意味しますが、要塞というよりは神聖な祈りを捧げる場所という感じでした。
この遺跡へ行くルートは5つあります。以下にご紹介しましょう。私たちが今回歩いたのは、Huayqui/ワイキという村から往復するもので、一番長く高低差の激しいルートでしたが、雨季で緑に溢れたアンデス山脈、深い渓谷、奇岩が織りなす風景が息を呑むほど美しかった! アンデス・コンドルの飛翔も見られました(コンドルを見たことのない方はこちらの動画よりどうぞ:https://youtu.be/A5o-464Dic8)。
<ワクラ・プカラ遺跡への5つの入り口> 2022.03.14現在
1)Huayquiから:高低差があり長い歩きだが景色最高。片道歩行7.3km、高度差+710m。
2)Campiから:高低差はほどほどで長い歩きだが景色最高。片道歩行9.8km、高度差+470m。
3)Sangararáから:山道を4450m付近まで車で入り(推定)、遺跡まで下り歩き。ビクーニャを見られる可能性あり。片道歩行推定6.8km、高度差推定-350m。
4)Pitumarcaから:山道を4425m付近まで車で入り(推定)、遺跡まで下り歩き。迷いやすいらしいので要注意。片道歩行推定8.3km、高度差推定-225m。
5)Santa Luciaから:山道の長い車移動が必要だが短めの歩き。片道歩行***km、高度差***m。
※情報源は遺跡管理人。距離、高低差は参考値(3、4、5は推定値もしくは不明なので要事前調査)。
※我々は1のルートをゆっくり歩いて登りほぼ5時間、下り4時間でした(現地の人に聞いたら登り2時間半、別の人は登り1時間と答えました。全く当てになりませんw)。
<往復チャーター車がある場合のおすすめルート>
Sangarará もしくは Santa Lucia から歩き始め → Waqra Pukara遺跡 → Campi もしくは Huayquiへ下山
どのルートを歩くにせよ、事前の高度順応(https://youtu.be/LEGXu-BN3X8)と、必要最低限の個人装備(https://youtu.be/tCPeMbtNPZk)は必須です。
遺跡周辺および遺跡内でドローンを飛ばすには事前に文化省にて撮影許可を取得する必要があります。
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