1966年のドイツ・ミュンヘンで行なわれた写真博覧会で、北側から見たピラミッド型のアルパマヨが「世界で最も美しい山 the most beautiful mountain in the world」と名づけられ、世界中のクライマーの間で有名になりました。サンタ・クルス谷往復のルートではこの姿を拝むことができず、セドロス谷(アルパマヨ谷)から入ると目にすることができますが行程は長くなります。
登攀ルートは南西壁。頂上を目指す日は60度から85度程度の斜度を持つ約420mの氷壁に取り付き、ダブルアックスで登攀します。人数が多い場合はフィックスロープを張りシングルアックス+アッセンダーで登攀することもあります。
メイン登攀ルートはフレンチ・ダイレクト・ルート(20年ほど前まではフェラーリ・ルートと呼ばれていた)で、代替ルートとしてフェラーリ・ルート(以前はノーマル・ルートと呼ばれていた)があります。
<頂上標高> 5947m
<初登頂> 1983年:R.Renaud, Susana J.Galvez, A.G Bohorquez