Nature and Interpretation Peru
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Escalada Nevado Pisco

ピスコ峰登山

ブランカ山群の核心部に位置し、周囲を名峰に囲まれたピスコ峰。ヤンガヌコ谷セボイヤパンパ3900mから登り始め、ベースキャンプ(BC)4650m、モレーンキャンプ4950mを経て頂上5752mを目指します。特別な登攀技術は必要ありませんが、事前の高度順応はもちろんのこと、アイゼン・ピッケルを使用した雪上歩行経験や十分な体力が必要です。6000m級の山々(ワスカラン峰、アルパマヨ峰等)を登られる前の高所順応登山としてもお勧めです。

星々が天に輝く未明にモレーンキャンプ地を出発、氷河に取り付きます。夜が明けそめ太陽が周囲を照らす頃ついにその頂上に立てば、神々しいまでに白く輝く山々と青い空が360度の展望で目に飛び込んでくることでしょう。

頂上アタック時の行程は長く偽ピークがいくつかあるので、「頂上はまだまだ先」と思いながら登った方が精神的によいかと思います。

<頂上標高> 5752m
<初登> 1951年7月12日:C.Kogan, G.Kogan, R.Ceninger, M.Lenoir

アクセス

迎えの専用車に乗り、ヤンガヌコ谷セボイヤパンパへ直行。戻りはセボイヤパンパで待つ専用車に乗車しワラスへ。

スケジュール

宿泊数

行程 歩行時間
1日目

ワラス標高3090m → 専用車でヤンガヌコ谷セボイヤパンパ3900mへ。登り始め → ベースキャンプ(以下BC) 4650m

3時間

2日目

BC → モレーンキャンプ 4950m

3時間

3日目

モレーンC → ピスコ峰頂上 5752m → BC 4650m

10時間

4日目

BC → セボイヤパンパ 3900mへ下山。迎えの専用車に乗りワラス

2時間

1日目

ワラス標高3090m → 専用車でヤンガヌコ谷セボイヤパンパ3900mへ。周辺を散策。もしくはヤンガヌコ谷自然の展望台もしくは峠まで専用車で上がり下山ハイキング等で高所に体を慣らす

2日目

セボイヤパンパから登り始め → ベースキャンプ(以下BC) 4650m

4時間

3日目

BC → モレーンキャンプ 4950m

3時間

4日目

モレーンC → ピスコ峰頂上 5752m → BC 4650m

10時間

5日目

BC → セボイヤパンパ 3900mへ下山。迎えの専用車に乗りワラス

2時間

サービス(弊社プライベート手配の場合)

  1. 日本語でのやりとりができますのでご質問・ご要望等お気軽にお問い合わせください。ご旅行費用お振込後手配を進め、最終日程表、緊急連絡先、諸注意事項、装備一覧表、高山病対策資料、ワラスにおけるお勧めレストラン情報等をメールにてお送りします。

  2. ワラスご到着後、担当ガイドとの顔合わせ・ミーティングを行ない、弊社特製の高山植物フィールド・ガイドをプレゼントします。

  3. 宿泊地発着プライベート車、政府公認UIAGM認定専属ガイド(英語・西語)、有資格コック、馬方と荷担ぎ用ロバ(ベースキャンプまで)、共同装備用ポーター、個人装備用ポーター、登山時の全食事と行動食、個人装備以外のキャンプ道具一式、医療用酸素ボンベを手配します。追加で、危急時もしくは体力温存時に利用できる馬および馬引きスタッフ(BCまで)やレンタル装備(寝袋・ストック等)の手配が可能です。歩行中は必要最低限の荷物だけ持ち、スタッフがテント設営・撤収や食事提供、キャンプサイト到着時と起床時に顔や体を拭くためのお湯提供等を行ないます。

  4. 高所登山では安全管理上、ガイドのみ、コックのみ、ポーターのみ、馬方のみ、キャンプ道具レンタルのみの手配はいたしません。上記3.の手配を必須とさせていただきます。

  5. ワスカラン国立公園入場料は手配料金に含みます。運転手やガイド等スタッフへのチップは含みません。

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ご注意

  • 必ずご旅行前に全活動をカバーする旅行保険にご自身でご加入ください。

  • 高山病を回避するためにも必ず事前に十分な高度順応を行なってください。高山病と高度順応についてはこちらをご覧ください。

  • 地元かつ政府公認UIAGM認定山岳ガイドなしの高所登山は非常に危険ですのでおやめください。

  • 体調に異変を感じた際には決して我慢をせず、必ず同行のガイドもしくはスタッフにご報告ください。他人に迷惑をかけたくないがために我慢をする方が(特に日本人に)多いですが、その我慢が逆に他人に迷惑をかけ、また最悪の場合、対応が遅くなることで命に関わる危険性が増えます。

  • 他社格安ツアーに参加される場合、信頼のおける旅行代理店かどうかをネットの口コミ(英語、スペイン語など)等で必ず事前にご確認ください。対応してくれる会社は単なる人数集めの窓口でツアー自体は他の旅行代理店が行なう場合もありますので、その場合も主催旅行代理店の口コミをしっかりご確認ください。また、手配される山岳ガイドがモグリ(偽物)ではなくペルー政府公認UIAGM認定ガイドかどうか、人柄的に信頼できるかどうかもしっかり見極めてください。

    残念ながら格安ツアーでは、参加者の体調や高度順応具合チェックよりも参加人数を増やすことに重点が置かれたり、登山ガイドが偽物もしくは実力がないため雪崩に巻き込まれたり様々な理由をつけて最初から途中下山するつもりで登っていたり、危急時におけるレスキュー体制を構築できなかったり、ガイド等スタッフが参加者に盗みや暴行を働いたり、旅行代理店の都合で勝手に日程が変更されたり、情報・サービス・装備・食事の質が悪かったりするケースが後を断ちません。安もの買いの銭失い(命失い)にならないよう充分、充分ご注意ください。

  • 貴重品は常に肌身離さずお持ちください(車内や安宿に置いておくことは厳禁)。紛失の際の責任は負いかねます。事前に弊社で預かることも可能です。

  • コロナ禍により防疫のためのルールが別途設けられる場合があります。