Nature and Interpretation Peru
nandi peru

Escalada Nevado Urus / Ishinca / Tocllaraju

ウルス峰・イシンカ峰・トクヤラフ峰登山

ブランカ山群イシンカ谷をベースキャンプにして登れる三山、ウルス東峰5420m、イシンカ峰5530m、トクヤラフ峰6032m。ウルス・イシンカ峰は初めての高所登山や6000mを超える山々に登る前の順応登山におすすめです。トクヤラフ峰には頂上下部に斜度70度~75度程度の氷壁が70mほどあり、最後の5〜6mは斜度90度程度になることがあります。このルートが難しい場合はトラバースルートを通って頂上へ。氷壁やクレバスの状況は年によって変化し、近年は大きなクレバスが行く手を阻み頂上までのルートを構築できないケースも増えてきています。

<ウルス東峰5420m初登> 1957年7月18日:V.Day, E.Henostroza, A.Jamanca, T.McCormack, A.Morales
<イシンカ峰5530m初登> 1965年6月23日:S.Turner, W.Bassett, J.Hough, C.Satterfield
<トクヤラフ峰6032m初登> 1980年7月15日:G.Calcagno, M.Carara. G.Lafranconi. C.Zappelli

アクセス

迎えの専用車に乗り、コチャパンパへ直行。戻りはコチャパンパで待つ専用車に乗車しワラスへ。

スケジュール

宿泊数

行程 歩行時間
1日目

ワラス標高3090m → 専用車でパシュパ村 3500m。パシュパ村から車で10分程度のコチャパンパから歩き始め → ベースキャンプ(BC)4300m

6時間

2日目

BC → イシンカ峰モレーンキャンプ 4950-5000m

5時間

3日目

イシンカ峰モレーンC → イシンカ峰頂上 5530m → BC 4300m

11時間

4日目

BCにて休養

歩行なし

5日目

BC → モレーンC 4950-5000m → トクヤラフ峰ハイキャンプ 5300m(モレーンCでキャンプの場合もあり)

5-6時間

6日目

トクヤラフ峰ハイC → トクヤラフ峰頂上6032m → モレーンC 4950-5000m

11-12時間

7日目

モレーンC → BC → コチャパンパ。迎えの専用車に乗りワラス

8時間

1日目

ワラス標高3090m → 専用車でパシュパ村 3500m。パシュパ村から車で10分程度のコチャパンパから歩き始め→ベースキャンプ(BC)4300m

6時間

2日目

BC → ウルス峰 5420m → BC

11〜13時間

3日目

BCにて休養

歩行なし

4日目

BC → イシンカ峰モレーンキャンプ 4800m

4時間

5日目

イシンカ峰モレーンC → イシンカ峰頂上 5530m → BC 4300m

11時間

6日目

BCにて休養

歩行なし

7日目

BC → モレーンC 4950m → トクヤラフ峰ハイキャンプ 5300m

5.5時間

8日目

トクヤラフ峰ハイC → トクヤラフ峰頂上6032m → モレーンC 4950m

13時間

9日目

モレーンC → BC → コチャパンパ。迎えの専用車に乗りワラス

8時間

サービス(弊社プライベート手配の場合)

  1. 日本語でのやりとりができますのでご質問・ご要望等お気軽にお問い合わせください。ご旅行費用お振込後手配を進め、最終日程表、緊急連絡先、諸注意事項、装備一覧表、高山病対策資料、ワラスにおけるお勧めレストラン情報等をメールにてお送りします。

  2. ワラスご到着後、担当ガイドとの顔合わせ・ミーティングを行ない、弊社特製の高山植物フィールド・ガイドをプレゼントします。

  3. 宿泊地発着プライベート車、政府公認UIAGM認定専属ガイド(英語・西語)、有資格コック、馬方と荷担ぎ用ロバ(ベースキャンプまで)、共同装備用ポーター、個人装備用ポーター、登山時の全食事と行動食、個人装備以外のキャンプ道具一式、医療用酸素ボンベを手配します。追加で、レンタル装備(寝袋・ストック等)の手配が可能です。歩行中は必要最低限の荷物だけ持ち、スタッフがテント設営・撤収や食事提供、キャンプサイト到着時と起床時に顔や体を拭くためのお湯提供等を行ないます。

  4. 高所登山では安全管理上、ガイドのみ、コックのみ、ポーターのみ、馬方のみ、キャンプ道具レンタルのみの手配はいたしません。上記3.の手配を必須とさせていただきます。

  5. ワスカラン国立公園入場料は手配料金に含みます。運転手やガイド等スタッフへのチップは含みません。

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ご注意

  • 必ずご旅行前に全活動をカバーする旅行保険にご自身でご加入ください。

  • 高山病を回避するためにも必ず事前に十分な高度順応を行なってください。高山病と高度順応についてはこちらをご覧ください。

  • 地元かつ政府公認UIAGM認定山岳ガイドなしの高所登山は非常に危険ですのでおやめください。

  • 体調に異変を感じた際には決して我慢をせず、必ず同行のガイドもしくはスタッフにご報告ください。他人に迷惑をかけたくないがために我慢をする方が(特に日本人に)多いですが、その我慢が逆に他人に迷惑をかけ、また最悪の場合、対応が遅くなることで命に関わる危険性が増えます。

  • 他社格安ツアーに参加される場合、信頼のおける旅行代理店かどうかをネットの口コミ(英語、スペイン語など)等で必ず事前にご確認ください。対応してくれる会社は単なる人数集めの窓口でツアー自体は他の旅行代理店が行なう場合もありますので、その場合も主催旅行代理店の口コミをしっかりご確認ください。また、手配される山岳ガイドがモグリ(偽物)ではなくペルー政府公認UIAGM認定ガイドかどうか、人柄的に信頼できるかどうかもしっかり見極めてください。

    残念ながら格安ツアーでは、参加者の体調や高度順応具合チェックよりも参加人数を増やすことに重点が置かれたり、登山ガイドが偽物もしくは実力がないため雪崩に巻き込まれたり様々な理由をつけて最初から途中下山するつもりで登っていたり、危急時におけるレスキュー体制を構築できなかったり、ガイド等スタッフが参加者に盗みや暴行を働いたり、旅行代理店の都合で勝手に日程が変更されたり、情報・サービス・装備・食事の質が悪かったりするケースが後を断ちません。安もの買いの銭失い(命失い)にならないよう充分、充分ご注意ください。

  • 貴重品は常に肌身離さずお持ちください(車内や安宿に置いておくことは厳禁)。紛失の際の責任は負いかねます。事前に弊社で預かることも可能です。

  • コロナ禍により防疫のためのルールが別途設けられる場合があります。