朝早い段階から山側では雲が湧き、山岳大展望が見られないことが多い雨季の日々。しかし、今日は違いました。朝起きて外を見ると「めっちゃ晴れてる!」。予定していた裏山ハイキングを中止して、友人と共に迫力ある氷河谷ヤンガヌコへ車で出かけることにしました。とはいえ、ワラスから谷までは3時間以上。その間に雲が湧いて山が見えなくなる可能性は十分にあります。実際、早い段階から雲がモクモクと姿を現してきました。はやる気持ちを抑えながら「山の天気は行ってみないとわからない」という経験則を信じ、いざヤンガヌコ谷へ。
その結果がこちら。雨季の晴れ間は雲がダイナミックに動き、山との相性がとてもいいです。4720mのヤンガヌコ峠まで車で行き、太古の人々が歩いていたカパック・ニャン(インカ道)も歩いてきました。そして、帰り道には雨季らしい雨に降られ、二重にかかる虹を見ることもできました。盛りだくさんの1日。山の神様、本当にありがとう。