ワラスのカーニバル2024が始まった! 期間中さまざまな行事が執り行われますが、今日はロンぺ・カイエ/Rompecalleに参加してきました。ロンぺ・カイエは直訳すると「通り壊し」という意味で、ワラス市内の各地区、市役所の各部署、政府系機関、近隣の町、クラブなどがグループを作り、メイン通りを踊りながら練り歩くパレードのこと。「100% Alegría(喜び100%)」と銘打たれるだけあって、参加者も鑑賞者も、カラフルな色合いの中、楽団の生演奏と共に楽しさの渦へダイビング。
今年は、ペルーの民族衣装を着るのが大好きな友人のYさんが、わざわざこのカーニバルのために当初買っていた日本帰国便を捨ててフライトチケットを買い直すという偉業を成し遂げたので、私もいつもより少し気合を入れさせていただいております😆。
イベント開始後、やはりというか、当然というか、日本人で民族衣装を着ていたYさんが司会の目に留まり、突撃インタビューを受けることに。私が隣でケチュア語を少し話したら驚かれ、またイベントのメインスポンサーが地元の地ビール会社だったこともあり、我々日本人に歓迎の乾杯をしてくれました。
10:00からイベント開始という予定だったのですが、実際にパレード開始場所から先頭集団が動き始めたのが11:00、我々が陣取っていたメイン広場に先頭集団が到着したのが12:50。時間配分は適当という、いかにもペルーらしい進行ぶり。その間、司会者がずっと話し続けて会場の人も巻き込みながら場をつないでいたという🤣。
さて、先頭集団にいた、お祭りが大好きな感じのワラス市長ダヴィッドさん。彼の目に、ひときわ目立っていた友人Yさんが入ったようで、なんと市長自らYさんのところまでやって来て手を取り、一緒にダンスをする展開に! そしてYさん、標高3100mのワラスでなかなか上手に踊る! この様子はワラス市役所のオフィシャルFBページや文化センター出入り口にあるモニターでも公開されることになったのでした。おそらく、ワラスのカーニバル史上、日本人が市長と踊ったのは初でしょう。
その後、各地区で選ばれたミス・地区、みたいな女性と共に、子供、青年、大人までがカラフルな衣装をまとって踊り、楽団が太鼓/Roncadoraや笛/Caja flautaを鳴らし、小麦粉を投げたり、ペンキを顔に塗りたくったり、大音量の爆竹を炸裂させたり、水かけ祭りの異名を持つカーニバルらしく鑑賞者に水をぶっかける放水車が登場したりしながらイベントは続き、15:00過ぎくらいから雨が降り出すもそのまま続行、イベントが終了したのが16:00でした。みなさん、大変お疲れ様でした!
#カーニバル #ロンペカイエ #ワラス #アンカシュ #ペルー #ナンディペルー #nandiperu #carnavalhuaracino #rompecalle #ancash #peru