スケールの大きな自然の中に佇むと、いろいろなことに思考が及ぶ。
なぜ自分は生きているのだろう。この世に生を受けた以上、誰もが必ず生きる意味を持つ。それを手探りで探すのが人生だ。人の目を気にして自分を殺すことが目的ではない。「人と違っても自分らしくあれ」と斉藤和義も唄う。
チュルップ湖で日帰りトレッキングをした時の話。高度順応をするために来た彼女は、いつもより速いペースでガイドの後をついて歩いていた。異変に気づいた私は「自分のペースでいいですからね」と声をかける。「でも私の遅いペースだとガイドさんに迷惑をかけてしまうから・・・」と肩で息をしながら答える彼女。すかさず私はこう伝えた。「人に迷惑をかけないことは大事なことかもしれない。でも、無理して呼吸が乱れ高山病になってしまったら元も子もないです。これはあなたが楽しむための旅で、無理して人に合わすのが目的ではないはずです。もっとわがままに、自分のやりたいことを達成するために行動していいですよ。ペルー人の多くはそうしてますwww」。ペースを取り戻した彼女は高山病になることなく、無事に美しいチュルップ湖の縁に立つことができた。
自然の中での活動もそうだが、異文化圏への旅も自分と向き合う瞬間で溢れている。どんな境遇でも、どんなに人と違っても、自分の心に正直に歩いていきたい。人間を内包する自然は、多様性でバランスを保っているのだから。
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